11/10/26 (水) |
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本家ポラロイドは生産終了してしましましたが、こっちはなんとか(細々と)息は続いています。名刺大の写真しか撮れませんが、一瞬を切り取る写真という、 いわば写真の本質を教えてくれるカメラですね。 かのロバート・キャパは1週間で1000枚もの写真を撮ったらしいですから、その我武者羅さは相当なものです。しかしその膨大な写真の中に、世界を動かす 1枚が入っているのです。カメラマンは一瞬を待ち続けるのではないのです。ともすれば誰もが目を向けることもなく、気づくこともなく過ぎていったであろう その瞬間を記録するのです。そこに切り取られた日常と非日常。人間ドラマ。壮大な自然。美学。芸術。写真が、いまなお人々を魅了する秘密はそこに あるのです。
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